アーティストへの道

芸術の街パリに来たからには
何かアートに関わったと言って帰りたいですよね～
と、こちらに長く住んでいる優しいお姉さんに
カフェで何となく漏らしたら
本当に優しい方なので
「例えばアートはどんなのが好き？？」
あ・・・考えてなかった・・・
苦し紛れに答えたのが
「消しゴム版画・・・」
「え？それってなに？？」
「ナンシー関さんが芸能人の顔とか彫ってたやつです」
「・・・・そっかー・・・」
会社員時代、年賀状ツールの消しゴムを彫って番組のロゴを作ってたんですよ～　ははは
と笑い話になるかな～と思ったら
「うーん　じゃあ、銅板版画をしている友達を紹介してあげるね」
ど？　銅板？
そんな本格的な？

これも何かの縁か、
ナンシーさんありがとう、と
アトリエに通っている女性Mさんを紹介して頂き
銅板版画のアトリエ見学に行ってきました

みんな真剣そのもので作業中
Mさんに案内してもらいながら
ウイスパートーク
「わたし、消しゴム版画が好きなんですけど（ヒソヒソ）」
「あー？そうなんですか（ヒソヒソ）」
「・・・・」
会話終了
なんかふざけてるかと思われたかも！まずいまずい！

先生の作品
感じの良いおじいさん先生、やっぱり素敵な作品作るわー
なんだかよくわからないけどー　と思ってたら
先生「どうだい？」
感想聞かれた！やばい！
「うーん　トレビアン」
フランス語がつたないせいで感想が陳腐なんだと思ってもらえてますように・・・
という訳で
アーティストへの道、第一歩踏み外したっぽいです

フランスランキング１位キープ！
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