消防署ダンスパーティに行ってきた

明日はフランス最大のお祭り、革命記念日です
正直、５分前まで独立記念日だと思ってた
いやーびっくりびっくり　日本の世界史教育の無力さにびっくり

で、その前日である今日は
パリのそこいらじゅうにある各区消防署でダンスパーティ
bal des pompiers
があると聞きつけ
景気づけに一杯引っ掛けてから
ゲイタウン、４区の消防署へ

道に追い出されてる消防車の列
消防署内は爆音クラブミュージックが流れてて
夜９時から朝の４時まで！しかも２日間
周りの住民の理解深すぎです

入場料はお布施形式で入り口にて自分で好きなだけ支払い
ビールも３ユーロと良心的値段だからか
消防署に入りたくて仕方ない若者の行列が外まで５０メートルくらい
今日は激しく雨が降ってて、気温も１５度くらいだってのに
どんだけ消防署に入りたいんだ君らはー
と言いながら並ぶこと１０分、持ち物検査をへて入場

中に入ると制服姿の消防隊員さんがバーに立ってて
お酒を売ってくれ
爽やかな角刈りヘアーと笑顔に若干心奪われる

消防署内は結構広くて
おそらく駐車スペースはバー
訓練スペースがダンスホール
あいにくの大雨で残念だね、なんて友達と言いながらダンススペースに行くと

雨なんて屁の突っ張りとも思ってないフランス人たちが狂気乱舞
ビールかけみたいにずぶ濡れになりながら
嬉しそうに踊っている
傘を持ったまま踊っている人も多く、東京音頭が聞こえてきそうな光景
戸惑っていたら隣で踊っていたイケメンが
「こにちわー！」と言いながら踊るよう促して来て
傘を持ったままユラユラして応えていると
一緒に居た友達が
「あいこさん一人だけジュリアナみたいです」
その世代じゃないって！

帰り、出口に居た爽やかイケメン消防隊員さんに記念写真をお願い
酔っぱらってたのと緊張で
フランス語で
「あなたと写真が撮りたい」
と言おうとして
「お前と写真が撮りたい」
馴れ馴れしくお願いしたにもかかわらず
２ショット撮れた～
私の心の火は消さないで?
って言葉は無理なので目で伝えておきました

隊員さんと写真を撮るのに夢中で
トイレに行かず会場を出たら
すぐにおしっこタンク満タンになり
ゲイタウンでトイレ探しの旅
普通の店は閉まってる、ゲイバーは盛り上がりすぎてる
空いてて普通のカフェを見つけるまで
セーヌ川でしちゃおうか、パリの記念にもなるかもしれないと本気でよぎりました
今日もトイレまで長く困難な道のりであった
ということで
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