そうは問屋がおろさなかったー第二次大戦ゴキブリ事変ー

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$今日もパリで困ってます!


今日も引っ越し作業続行中でしたが
引っ越し先が決まったと言うことで
なんとなく落ち着いて作業も進み
洋服と言う洋服を洗って乾燥機にかけて密封して

$今日もパリで困ってます!

食料品も整理と言うことで
冷蔵庫に残ってたビールも整理 うめえー 
ちなみに事件現場のベットには現在虫の罠を仕掛け中

$今日もパリで困ってます!

若旦那がネットで買ったハイテク罠らしい

$今日もパリで困ってます!

人間の体温まで発熱して虫をおびき寄せるとかなんとか
理系の血が燃えるらしい
もう家出るんだからいいじゃんー

作業もそこそこに
一足先に日本に帰る友人の送別会が開かれるビストロへ
新居にとても近く
さすがはバスチーユ、どこにいくにも近いね!最高だね!
12時近くまで飲んでいい気分になったので
「狭いですけど、新居見て行きますか?」
と友人二人に声をかけ、初めての新居のお披露目へ
「へーここ便利ですねー」
なんて言われながらドアの鍵を開け
「ここでーす」
なんつって中に入ったら
若旦那が
「あ」
みんな「なに?」
若旦那「いやちょっと小さなゴキブリが居たんで退治しました」
みんな「えーパリで珍しいね」
私「まあ一階だしね・・・あ!テーブルの上にも居る!!」
若旦那「(無言のままサランラップで叩き潰す)」
私「きゃー!床もう一匹居るよ!やってやって!」
若旦那「(無言で踏みつぶす)」
全員「・・・・・・」

部屋に入って2分も経たずに3匹との戦い
ドン引きした友人二人は
「じゃあ、がんばってね・・・オレ、友達に聞いてみるよ空き部屋」
「パリでゴキブリ見たこと無いです・・・」
言葉少なに帰宅

日本のより小振りだけどいい感じにフットワークの軽そうなゴキブリ
よく考えれば隣がトルコ料理屋とゴミ置き場の1階となると
そりゃあ彼らの家に引っ越して来たようなもの!

3匹もゴキブリを殺させられた若旦那はエネルギッシュに部屋の持ち主「RG」に電話
「どうにかしろ、どうにか出来ないなら出る」
と伝えた所
RG「明日朝誰かにゴキブリ用殺虫剤を置きに部屋に行かせる
若旦那「誰かって?」
RG「女性だ」
若旦那「女性・・・」
RG「母親だ」
ママ登場 最初からママと言え!おかしな内装はすべてママのセンスだったのか
さらに気になっていた
若旦那「もしかして付けっぱなしのロウソクはゴキブリ除けか」
RG「関係ない」
不用心なだけでした

前世で虫に何か悪いことでもしたのか
いやしたに違いない  
ごめん、このとおり 許して

$今日もパリで困ってます!

ザラで1週間前に買ったパンツで
引っ越し作業してたら穴だらけ
端から見るとすごく経済的に困ってる風ですが
本当は虫に困ってるんです

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コメント(4)

TITLE: 1. 無題
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ゴキちゃん(^_^;)
世界的に嫌われ者ですね…。

フランスはゴキちゃん少ない_φ(・_・メモメモ。

TITLE: 2. 若旦那は理系の人?
SECRET: 0
PASS:
日本のゴキブリとパリのゴキブリの違いは何?

研究してみたらノーベル賞ものかもしれんよ!

というわけで、また家探しですかぁ?

TITLE: 3. ゴキブリ怖くない旦那
SECRET: 0
PASS:
凄い旦那さん、頼りになりますね。

TITLE: 4. なんかすいません
SECRET: 0
PASS:
何というか予想というか
まだトラブル続きですか

気持ちの問題は別として
実害のある虫じゃないし・・・
と言う事じゃないか

第二次に完全勝利し
三次が無いことを
本気で祈ります
がんばって!若旦那さん、

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吉野亜衣子

吉野亜衣子

リアルなフランス情報フリーペーパー「ノアゼットプレス」編集長・発行人。ラジオ局文化放送で記者、ディレクターを経て2011年夏、退社。突然うっかりフランス・パリで過ごすことに...

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