余の日常ー古城ホテルー

今から法事です
すごい腹の調子が悪く
親戚が集まるなか毒ガスを発生させてしまいそうでかなり心配
命の危険を感じた住職さんが警察に通報する前に
やっぱりその時は早めに申告しよう…
スイマセン！夫がスイマセン！って…

前回の古城ホテルエントリー後、
「次回のオチを期待してます」と数人の方から激しいプレッシャーに
もう負けました
しっぽ巻いてかえらせてください！

お城、お部屋内部
ゴージャスANDメルヘン
これはお姫様気分が堪能できますね！

天井には絵が書かれたドーム
花火が打ち上げられてるらしい
余は姫だったころはの…花火は珍しかったのじゃ…
どんどん乗り移ってきたよ、姫

お食事どころ
余はパンより米が好きだったのじゃよ…

大きいピアノも置いてありさわり放題弾き放題
余の一番得意な曲を弾いてしんぜよう…
この力強く、ポジティブ、かつ、どこか焦燥感を感じさせる協奏曲…
カエルのうた、と言うんだったかの…

さて、そろそろ部屋へ！
天蓋付きのお姫様ベットと
きらびやかな装飾が施された家具～
窓の外には可愛らしく整備されたお庭～?
と想像を膨らませながらドアを開けると
これは…
召使の部屋に違いない！ここに断言する！
白いシーツのモダンなベットと
木製のシンプルな家具
窓を開けると

荒れ地
川がせせらぎではなく轟音をたてている
ドドドドー！
昔も姫じゃなかったんだろうな、と我に返り
部屋にあったワインを飲んでいたらすっかり夜

時間が余ったのでホテル案内をパラパラ～としていたやスパ発見
行きたい！今回こそ優雅な気持ち味わいたい
予約をしに受付へ
「スパの予約したいんですが」
「はい大丈夫ですよー」
「水着持ってないんですが」
「は？」
「借りれたり…」
「しませんよ？」
「ですよねー！」
野蛮人と思われた！とすごい勢いで逃げてきました
姫は風呂に浸かるのに水着なんて着なかったんじゃー！

することないので荒地で遊んで帰ってきました

ごめん！期待に答えられないまま法事に逃げます！

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